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時刻表読破の名手!坂東太郎先生による奥武鉄道を乗りこなしたこだわり旅!
列車本数が多い線区から少ない線区まで変化に富む奥武鉄道. 一見乗り通すのも難しいと思われる場所もありますが、この時刻表を読破し素晴らしい旅行プランを次々に生み出されているのが坂東太郎先生です. 皆様の旅のご参考に!!?どうぞご覧あれ!!
*これらの旅行プランは弊社の季節臨時列車を活用されており、日付が異なることで乗車できない列車が多々ございますのでご了承ください.
第一弾(2020年7月10日~14日)
金曜日の夕方にあかべこ17号に乗車するとなんとその日のうちに米沢に着いて米沢を21時過ぎに出る臨時夜行496列車に乗れるんですね. そこからは、土曜日の朝に夜行496列車で新宿まで戻ってわざわざ3000系初代ロケットカーで運行される各駅停車に乗車. 地味に上尾から浦和までで8000系も制覇し、奥武日光までで一般形と急行形を制覇した上で土曜日のうちに何とか大子線に乗車し、ここで何と1日1往復しか運転されない茂木~大田原間の旧型客車列車も押さえています!!
土曜の夜に大田原からいったん新宿まで戻られてどうするのかと思ったら今度は下りの臨時夜行495列車で白河へ. 翌日曜日は只見、沼田へと本数が非常に少ない南会津支社管内(白田線、上岩線)を乗り潰し、夜は会津若松へ. そして会津若松からキハ4000系定期夜行快速のもがみに乗車して新宿へ戻るという、まさに奥武鉄道のエッセンスを全て食い尽くすような素晴らしいプラン!!
第二弾(2020年7月17日~20日)
坂東先生:「奥武鉄道の旅、第2弾!今回は尾瀬観光とSL山峡号の乗車が目的になります. これにて奥武鉄道の全線乗車が完了するので、次回以降は観光主体の旅行や撮り鉄を行程に入れた旅行をしていく予定です!(今週はSLがヘッドマーク付きでの運転なので、本当は撮り鉄したかったり...)」
とのことですが、二回目にして全線完乗とか、強すぎます.
前回と同じく金曜日の夕方に新宿を出て、関宿~野田市間や中山道線の上尾以北など前回乗車されていない部分を丁寧に埋めて行きます. その行程中にも敢えて3000系の深夜準急笠間行きを入れているのはさすがですね. 日付が変わった土曜日に笠間から臨時快速の尾瀬直達で蛇滝へ. 半日を尾瀬登山に費やされ、午後に山の反対側の戸倉尾瀬口からあかね色のキハ100形で只見へ. 南郷に戻って白河から夜の普通列車で会津若松に向かわれます.
会津若松に投宿し、日曜日は前回乗車されなかった郡若線へ?と思いきや、静潟で下車され、ファンの
間で区間快速とも俗称される810D列車に乗車し(笑)、白河から米沢までSL碧水を堪能されています. 最後は上りSL碧水で三代まで戻られ、郡若線と夜の郡山行きバスに乗車. あぁボンネットバスってやっぱり夜間に白熱灯を感じながら乗りたいですよね…!分かっていらっしゃる!!!
深夜のJR磐越西線で会津若松に戻られた後は、喜多方まで往復して夜行のもがみで〆という素晴らしい旅!!
第三弾(2020年9月26日~29日)
坂東先生:「奥武鉄道の旅、第3弾!今回は初めて撮り鉄を行程に入れ、SL銀嶺号の撮影と乗車を行います. 節約のため、15,000円の会津・奥会津拡大超満喫切符を使用します. 行程入力後にSLのヘッドマークが27日にしか付かないことに気づき、少し後悔...(-_-;)」
す、すみません!ヘッドマークはある方が良い!という方とない方が良い!という方がいて、付ける日と外す日があるのです!
今回は健康的に!?土曜日の朝に特急で旅立たれます. 狙いは白田線の会津長野、ジイゴあたりに聳える大築堤を走るSL銀嶺. 撮影を終えられた後のお宿が大峠を跨いだ先の小野川温泉というのも味がありますね!翌朝の熱塩温泉は温泉に浸かる時間があるのかどうかぎりぎりな感じもしますが、会津、置賜の二つの温泉を巡ってSL銀嶺の乗りと撮りを堪能する旅、楽しそう…!!
第四弾(2020年12月27日~30日)
坂東先生:「奥武鉄道の旅、第4弾です!会津・奥会津拡大超満喫切符(15,000円)を活用し、奥武線内の日平均乗降者数ゼロの駅を4日間で全制覇するウルトラハードな行程になっています。岩羽線の普通列車1往復区間が最大の鬼門で、臨時列車の力をふんだんに借りています。」
日曜日の昼に特急で新宿を出たと思ったら迷わず一路白田線の秘境駅、六十苅へ。一見何をしに来たのか全く分かりません!その後も未明の見通に降り立つとか、日没後の堂前に降り立つとか、野生動物の生息地で命知らずとしか思えないサバイバルな旅程が続きます。上岩線や岩羽線の秘境駅を反復横跳びするように一駅一駅制覇していく様は坂東先生の面目躍如たるところ。途中米沢から白河に戻るのにあくまで移動手段として新幹線を活用する大胆さも見逃せません(すみません、弊社の列車本数が少ないばかりに…)。
12月29日には会津若松からいきなりピンポイントで岩羽線の水沢山ノ神へ。かつて林業で栄えた停留場は今どのような佇まいを見せてくれるのでしょうか。そして米沢から一度会津若松に戻ると、今度はJR只見線を利用して只見から上岩線に乗車するという秘境路線尽くしの旅程。12月29日の夜は夜中の勢至堂駅にも立ち寄り、最後は会津若松に投宿。28、29日と何だかんだ夜はきちんと宿に宿泊している辺り、ちょっとだけ優しさを感じますね。
最終日は岩羽線に残る未踏駅を徒歩で制覇します。最後は郡若線を往復乗車し、会津若松から特急列車で帰京。深夜の新宿駅で、長い旅は終わりを告げます。
第五弾(2021年2月12日~14日)
坂東先生:「奥武鉄道の旅、第5弾です!今回は奥武鉄道を目的地までの移動手段として利用し、JR線やバスを活用して東北の名湯を巡るプランを作ってみました!今度の週末は夜行列車で東北へ、0泊3日の大旅行に出かけてみませんか?」
行きは快速あらしおで山形県入り、鳴子温泉と銀山温泉を楽しむ一見オーソドックスな旅行ですが、温泉で体を清めた後の締めが一部区間蒸機牽引の夜行普通列車ということを考えると、やはり鉄道ファン向けのプラン、ということでよろしいのでしょうか?
第六弾(2021年3月9日~14日)
坂東先生:「奥武鉄道の旅、第6弾です!1つの旅行で国鉄気動車と新型寝台特急、2つの旅情を味わい尽くす贅沢な行程です。秋田内陸縦貫鉄道、竜飛岬観光、リゾートしらかみ、津軽鉄道ストーブ列車など、旅を一層楽しいものにする要素を詰め込めるだけ詰め込んでみました!」
前回に続き下りあらしおを利用し、酒田からはJR線を乗り継いで男鹿線を目指します。え?秋田行き寝台特急過雁は?って思った皆さん、2021年3月9日時点ではまだ過雁は運転していないんです!!
男鹿線のキハ40/48 5連を堪能した後は五能線に移動してリゾートしらかみや3月13日改定で消えるキハ40/48を堪能。さらに青森に移動して、津軽線のキハ48も乗ってしまうという大変欲張ったスケジュールです!!
津軽線の国鉄気動車に乗り竜飛崎まで行った後は再び五能線へバック。ここでは国鉄メイクの気動車に乗り通すというとてつもなく贅沢な、そして二度とできない経験が!!
3月13日には津軽鉄道のストーブ列車にも乗るわけですが、この度の真骨頂は最後。つまり、2021年3月13日のJRダイヤ改定で消える東北のキハ40/48を散々堪能した後に、同日の奥武鉄道ダイヤ改定で誕生する最新型の寝台特急過雁に乗車して新宿を目指すのです。去る者と来る者を同時に味わえる唯一の旅程、これは絶対に見逃せません!!!
これらの旅行プランは架空鉄道作家の坂東太郎先生が弊社の臨時列車を含めた時刻表を総覧し弊社のダイヤや車両運用を隅々まで熟知された上で作成されたものです. 坂東先生の素晴らしい時刻表読解力、旅行プランニング能力には舌を巻きます. 是非皆さんもご自分ならではの旅行プランを立ててみてください!
坂東太郎先生の架空鉄道資料集、Twitterページもどうぞ.
坂東太郎の架空鉄道データベース (padlet.com)
坂東太郎(架空鉄道)さん (@1Mq3J4hnaBeO6Gc) / Twitter
坂東先生ご指南! 奥武鉄道こだわり旅!!
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