2020年10月8日、妄想鉄小灘鉄道様より中古車両の譲渡依頼を頂戴したのを皮切りに、弊社では妄想他社様への車両譲渡を行っております.
弊社の存在する世界に妄想他社様はない設定で他社様との世界観との共有は行っておりませんが、こちらはいわば異世界への車両譲渡、ということでしょうか.
他社様に譲渡された車両をこちらに紹介します. お楽しみください. *画像はクリックで拡大します*
小灘鉄道様からは700系初期車を両運転台化したもの(上)とキハ200(下)の譲渡依頼を頂戴しました. 大正~昭和初期の車両がまだまだ残る小灘鉄道様ではこれでも十分新しい車両だそうで、弊社としても永く使って頂くべく念入りに整備し直しましたよ!カラーリングは小灘鉄道様からのご要望に沿ったもので小灘鉄道様の社章も入っております.
700系は両運転台化の際に新設する運転台を簡易的なデザインのものにするか、元からの運転台と同じデザインにするかとご相談したところ、元からの運転台と同じでというご注文を頂きました. そこで新設された運転台は余剰の先頭車から移植、これによって屋根上が若干狭くなるためパンタグラフまわりの機器をやや車両中央寄りに移設しています. 結果として前パンとも言えない微妙な位置にあるパンタグラフ、運転台直上に並ぶ交流機器など、いかにも改造車らしい異形の電車になっているのが特徴です. 電動車2両1ユニット分の機器を詰め込んでぎっしりと機器が並ぶ床下や、車体中央に移設された側面方向幕にも注目です.
キハ200はカラーリングのみ変更し、正面ステンレス帯は奥武時代の銀、銅2色から銀色1色に変更されています. こちらは支線区で使用されるのでしょうか.
日本急行電鉄グループの三伊鉄道様からはキハ200系の2連を両運転台でない車両で、と依頼を頂きました. すでに弊社世 界では全車引退しているキハ250-270をリメイクし、三伊鉄道仕様に. 赤と白のツートンが爽やかで、「浜松-下呂」のサボも旅情を盛り上げます. キハ200よりもさらに古い世代の車両になるため、側面のプレスドアやドア下部の明り取り窓も現役!